ScriptBrowserK オブジェクト

スクリプト内で ScriptBrowserK オブジェクトは記述を省略することができます。ScriptBrowserK.ActiveDocWin の代わりに、ActiveDocWin と書くことができます。

プロパティ

2列目の項目は、読み込み専用の場合 'R' (Read) 、読み書き可能な場合は 'RW'(Read/Write)です。

ActiveDocWin R 現在アクティブなブラウザウィンドウDocumentWindowオブジェクトを返します。
ActiveDocument R 書式:ActiveDocument
現在アクティブな(最前面の) ブラウザウィンドウのDocumentWindowオブジェクトの document プロパティを返します。ActiveDocWin.Document と同じものを返します。
AddressBarText RW アドレスバーに表示されているテキストを読み書きします。
AllowAnimation RW [セキュリティ]-[アニメーションの再生]メニューの状態を表します。TRUEだと許可、FALSEだと禁止を表します。
AutoHilightGrep RW ページ内検索パネルの[自動ハイライト時に項目を表示する]の状態を表します。TRUEのとき項目が表示され、FALSEのとき項目が表示されません。
AutoLogin R AutoLoginオブジェクトを返します。
(注意)[ScriptBrowserKオプション]-[スクリプト]ページの[スクリプトから自動ログイン項目へのアクセスを許可する]をチェックしていないとエラーになります。
CaretBrowseMode RW [表示]メニューの[カーソル ブラウズ]の状態を表します。
TRUE のとき有効で、FALSE のとき無効になります。
ClipboardText RW クリップボートのテキスト形式の内容です。代入することもできます。
Compact RW [表示]メニューの[コンパクト表示]の状態を表します。
TRUEのときコンパクト表示で、FALSEのとき通常表示になります。
CreatedWindowsCount R 新しく生成されたウィンドウの数です。全てのスクリプトが終了すると0にセットされます。スクリプト実行時に0でない場合もあるので注意してください。
CustomCommands R 拡張機能[カスタムコマンド]の項目の集合を表す CustomCommands オブジェクトを返します。
DockLeftWidth
DockRightWidth
DockTopHeight
DockBottomHeight
RW ドッキングした状態のパネルの幅、高さです。
DockLeftWidth、DockRightWidth は左端、右端のパネルの幅を、DockTopHeight、DockBottomHeight は上端、下端のパネルの高さを表します。
DownRefereres R ダウンローダ用スクリプト専用です。リンクの抽出画面で[ダウンローダに送る]ボタンを押したときに、選択しているリンクのWebページのURL の配列を返します。
DownURLs R ダウンローダ用スクリプト専用です。リンクの抽出画面で[ダウンローダに送る]ボタンを押したときに、選択しているリンク先のURLを配列で返します。
EventActions R

拡張機能[イベント起動]の項目の集合を表す EventActions オブジェクトを返します。

ExtensionEnabled(Index) RW

拡張機能の有効/無効を取得・設定します。

TRUEのとき有効で、FALSEのとき無効になります。

Index には下記の値を渡します。下記以外の値を渡すとエラーが発生します。

sbkConst.sbj
(sbv)での定義
意味
sbkExtPnlTab0 タブ一覧
sbkExtPnlLogin1ログイン
sbkExtPnlScript2スクリプト
sbkExtPnlAutoInput3自動入力
sbkExtPnlMemo4メモ
sbkExtPnlMiniBrowser5ミニブラウザ
sbkExtPnlUpCheck6更新チェック
sbkExtPnlSBook7スクラップブック
sbkExtPnlDomTree8ページ解析
sbkExtPnlGroup9グループ
sbkExtProxy100プロキシ
sbkExtURLAction101URLによる自動切換え
sbkExtBlock102各種ブロック機能
sbkExtSiteAdvisor103SiteAdvisor
sbkExtGoogleSBA104 Google Safe Browsing API
sbkExtTabGroup200タブグループ
sbkExtSchedule201スケジュール
sbkExtCSS202CSS自動切換え
sbkExtIExtension203IE用拡張機能
sbkExtCustomCmd204カスタムコマンド
sbkExtMobileMode205携帯電話モード
sbkExtDateScheme206 Data スキーム
sbkExtSearchGrp207検索文字列グループ
sbkExtSbkScript208スクリプト
sbkExtEvent209イベント起動
sbkExtEditHtml210HTML編集
sbkExtMGesture211 マウスジェスチャ
sbkExtTabHistFilter212タブ履歴フィルタ
FullScreen RW

[表示]メニューの[全画面表示]の状態を表します。
TRUEのとき全画面表示で、FALSEのとき通常表示になります。

GlobalOffline RW [ファイル]-[オフラインメニュー]の状態を表します。TRUEだとオフライン、FALSEだとオンラインを表します。
Handle R ScriptBorwserK のメインウィンドウのウィンドウハンドルを返します。
IgnoreName RW [ツール]-[ターゲット名を無視する]メニューの状態を表します。TRUEだとターゲット名を無視します。FALSEだとターゲット名が有効になります。
InfoBarActiveXExec RW

[ScriptBrowserKオプション]-[ブラウザの動作]ページの[情報バー]-[ActiveX コントロールの実行がブロックされたとき]のチェック状態を表します。

TRUE がチェック状態、FALSE が非チェック状態を表します。

InfoBarActiveXInstall RW

[ScriptBrowserKオプション]-[ブラウザの動作]ページの[情報バー]-[ActiveX コントロールをインストールするとき]のチェック状態を表します。

TRUE がチェック状態、FALSE が非チェック状態を表します。

InfoBarAllowing RW

[ScriptBrowserKオプション]-[ブラウザの動作]ページの[情報バー]-[情報バーの機能を利用する]のチェック状態を表します。

TRUE がチェック状態、FALSE が非チェック状態を表します。

InfoBarFileDownload RW

[ScriptBrowserKオプション]-[ブラウザの動作]ページの[情報バー]-[ファイルをダウンロードするとき]のチェック状態を表します。

TRUE がチェック状態、FALSE が非チェック状態を表します。

InfoBarPopupBlock RW

[ScriptBrowserKオプション]-[ブラウザの動作]ページの[情報バー]-[ポップアップブロック機能]のチェック状態を表します。

TRUE がチェック状態、FALSE が非チェック状態を表します。

PanelVisible(Index) RW

各種パネルの表示状態を示します。TRUEのとき表示、FALSEのとき非表示となります。Index の意味は以下の通りです。

sbkConst.sbj
(sbv)での定義
意味
sbkPnlFavorite0お気に入りパネル
sbkPnlGroup1グループパネル
sbkPnlPageSearch2ページ内検索パネル
sbkPnlScript3スクリプトパネル
sbkPnlHistory4履歴パネル
sbkPnlDomTree6ページ解析パネル
sbkPnlTab7タブ一覧パネル
sbkPnlAutoInput8自動入力パネル
sbkPnlMemo9メモパネル
sbkPnlWebSearch10Web検索パネル
sbkPnlMiniBrowser11ミニブラウザパネル
sbkPnlUpCheck12更新チェックパネル
sbkPnlSBook13スクラップブックパネル
sbkPnlLogin14自動ログインパネル
PathApplication R 実行中の ScriptBrowserK.exe のファイル名をフルパスで返します。
PathFavorite R ScriptBrowserK で使用している お気に入りフォルダのフルパスを返します。[ScriptBrowserKオプション]-[フォルダ]-[お気に入りのフォルダ]を指定している場合は、そこで指定したフォルダになります。
PathScrapbook R スクラップブックのフルパスを返します。
PathScript R スクリプトフォルダのフルパスを返します。
PnlFavExpMultiDir RW

グループパネルの[複数のフォルダを同時に開く]の状態を表します。

有効は TRUE で、無効は FALSE です。

PnlFavGrpExpMultiDir RW

グループパネルの[複数のフォルダを同時に開く]の状態を表します。

有効は TRUE で、無効は FALSE です。

PnlFavSrchMode RW お気に入りパネルの検索状態を表します。
検索状態のときTRUE、通常表示のときFALSEになります。
PnlSBookExpMultiDir RW

スクラップブックパネルの[複数のフォルダを同時に開く]の状態を表します。

有効は TRUE で、無効は FALSE です。

PnlSrchAddCollapsed RW ページ内検索パネルの[検索結果を閉じた状態で追加]の状態を表します。
有効は TRUE で、無効は FALSE です。
PnlSrchAutoActive RW

ページ内検索パネルの[ハイライト表示実行時にパネルをアクティブにする]の状態を表します。
ページ内検索パネルをアクティブにする状態のときTRUE、そうでないときFALSEになります。

ProxyInterval RW ProxyMode が pxyRandom  のときに、プロキシサーバを切り替える間隔を、秒単位で指定します。
(参照項目)
[ScriptBrowserKオプション]-[プロキシ]
ProxyMode RW

プロキシサーバの設定を表します。以下の値をとります。

sbkConst.sbj
(sbv)での定義
意味
sbkPrxyIE0Internet Explorerの設定を使用
sbkPrxyNone1 プロキシサーバを使用しない
sbkPrxySBKProperty2ProxyServer プロパティで指定したプロキシサーバを使用
sbkPrxyInterval3プロキシサーバを ProxyInterval で指定した時間ごとに変更

(参照項目)
[ScriptBrowserKオプション]-[プロキシ]

ProxyServer RW 現在使用しているプロキシサーバ名を返します。値をセットすると、プロキシサーバのランダム切り替えモードは解除されます。
IEの設定を使用している場合は、空の文字列が返されます。
ScriptCanceled R ScriptBrowserKが終了する場合など、スクリプトを強制的に終了させようとしているときにTRUEになります。
ScriptRecording RW [スクリプト]-[スクリプトの記録]メニューの状態を表します。TRUEだとスクリプト記録中、FALSE だとスクリプト記録中でないことを表します。
SearchText RW 検索バーの検索する文字列を読み書きします。
StatusBar R StatusBar オブジェクトを返します。
TabGroups R TabGroups オブジェクトの集合を返します。
TabGroups.Count は、集合の要素数を返します。
TabGroups(0) は、先頭の TabGroup オブジェクトを返します。要素の順番は、タブの並び順です。
Toolbars R

ツールバーの集合である、Toolbars オブジェクトを返します。

ToolbarVisible(Index) RW

各種ツールバーの表示状態を示します。TRUE のとき表示、FALSE のとき非表示となります。Index の意味は以下の通りです。

sbkConst.sbj
(sbv)での定義
意味
sbkTbAddress0アドレスバー
sbkTbLink1リンクバー
sbkTbSearch2検索バー
sbkTbStatus3ステータスバー
sbkTbTab4タブバー
sbkTbTabGrp5タブグループバー
sbkTbFunction6ファンクションバー
sbkTbExplorer7エクスプローラバー
sbkTbMenu8メニューバー
TVOpenDblClk
TVOpenDblClkFavorite
TVOpenDblClkGroup
TVOpenDblClkSBook
RW

お気に入りパネルスクラップブックパネルグループパネルの[ダブルクリックで開く]の状態を表します。TRUEのときチェック状態、FALSEのとき非チェック状態となります。

TVOpenDblClk:全てのパネルの設定を一括して設定します。

TVOpenDblClkFavorite : お気に入りパネルを設定します。

TVOpenDblClkGroup : スクラップブックパネルを設定します。

TVOpenDblClkSBook : グループパネルを設定します。

UpdateChecker R UpdateCheckerオブジェクトを返します。
Version R スクリプトブラウザのバージョンを返します。バージョンが aa.bb.cc の場合
aa * 10000 + bb * 100 * cc の値を返します。
例)
  バージョンが1.2.3 の場合、10203 を返します。
  バージョンが10.20.30の場合、102030 を返します。
WindowLeft
WindowTop
WindowWidth
WindowHeight
RW ウィンドウの左端の位置、上端の位置、幅、高さです。代入することも可能です。

メソッド

ActivateApplication ScriptBrowserK をアクティブにします。Windows API の SetForegroundWindow を呼び出します。
AddCloseTitle 書式:AddCloseTitle(Title)
Title をクローズタイトルに追加します。
(参照項目)
[ScriptBrowserKオプション]-[拡張機能]-[ブロック機能]ページ
AddCloseURL 書式:AddCloseURL(URL)
URL をクローズURLに追加します。
(参照項目)
[ScriptBrowserKオプション]-[拡張機能]-[ブロック機能]ページ
AddContentsBlockURL

書式:AddContentsBlockURL(URL)

URLをコンテンツブロックに追加します。

(参照項目)
[ScriptBrowserKオプション]-[拡張機能]-[ブロック機能]ページ

AddLog

書式:AddLog(Message)

ログファイルにMessageを出力します。

Message 引数内の改行はスペースに置き換えられます。

ログファイルはデータフォルダ下のScriptBrowserK.log というファイルです。

AnchorOfCaption 書式:AnchorOfCaption(Element, Caption, Index)
Element下のAnchor(Aタグ)オブジェクトで文字列がCaptionのものを返します。Indexは該当するオブジェクトが複数合った場合、何番目のオブジェクトを返すかを指定します。
ArrangeIconicWindows 書式:ArrangeIconicWindows
[ウインドウ]-[アイコンの整列]コマンドを実行します。
AvailableFilename

書式:AvailableFilename(Filename, UseWide)
文字列Filename内でファイル名に使用できない文字(\:*?><|"/;)を UseWide 引数で指定した方法で変換した文字列を返します。

UseWide には、変換方法を指定します。省略可能な引数で省略した場合は sbkAfZenkaku(2) が指定されたと見なされます。

sbkConst.sbj
(sbv)での定義
意味
sbkAfUnderscore1 ファイル名に使用できない文字は_(アンダースコア)に変換される
sbkAfZenkaku2 ファイル名に使用できない文字は、全角文字に変換されます。たとえば、半角 ? は、全角?に変換される
CascadeWindows 書式:CascadeWindows
[ウインドウ]-[重ねて表示]コマンドを実行します。
ClearAddressHistory 書式:ClearAddressHistory
アドレスバーの履歴を全て削除します。
ClearCookie

書式:ClearCookie(DeleteAll)

クッキーを削除します。

DeleteAll 引数が true のときは、全てのクッキーを削除します。

DeleteAll 引数が false のときは、[セキュリティ]-[ユーザ情報クリア]-[ドメインを指定してクッキーをクリア]メニューで、残すドメインに指定したクッキーは削除されません。

ClearSearchHistory 検索履歴(検索バーとページ内検索パネルの検索する文字列の履歴)をクリアします。
ClearTabHistory タブ履歴パネルの履歴をクリアします。
ClearUrlCache 書式:ClearUrlCache
Webページのキャッシュを全て削除します(Internet Explorer のキャッシュが削除されます)。
ClearUrlHistory 書式:ClearUrlHistory
履歴パネルの表示したページの履歴を全て削除します(Internet Explorer の履歴が削除されます)。
CloseAll 書式:CloseAll
[ファイル]-[閉じる]-[全てのページを閉じる]コマンドを実行します。
ClosePages

書式:ClosePages(Mode, DocWin)
表示中の複数のブラウザウィンドウを閉じます。
Mode:次の中から閉じる方法を指定します。

sbkConst.sbj
(sbv)での定義
意味
sbkCpWithout0 DocWin 引数のタブ以外を閉じる。
sbkCpLeft1 DocWin 引数のタブより左を閉じる。
sbkCpRight2 DocWin 引数のタブより右を閉じる。
CreateDDEClient

書式:CreateDDEClient()

DDEClient オブジェクトを生成して返します。

CreateMailItem

書式:CreateMailItem()

MailItem オブジェクトを生成して返します。

CreatedWindows

書式:CreatedWindows(Index)

スクリプトを実行後に作成されたブラウザウィンドウDocumentWindowオブジェクト)を返します。
Index:何番目に作成されたブラウザウィンドウを返すかを指定します。最初に作成されたウィンドウの Index は0、次に作成されたウィンドウの Index は1となります。また、URL の一部を文字列として指定することもできます。その場合、最後に作成されたウィンドウから順に Index 引数で指定した文字列を含む URL のウィンドウを検索し、そのウィンドウを返します。

CustomizeDialog 書式:CustomizeDialog
[ツール]-[ツールバーとコマンドの設定]コマンドを実行します。
DeleteDesktopSetting 書式:DeleteDesktopSetting(Name)
デスクトップスタイル名が Name のものを削除します。
DocumentEvaluate

書式:DocumentEvaluate(document, xpathExpression, contextNode, namespaceResolver, resultType, result)

Firefox の document.evaluate に相当する関数です。

Firefox で下行に相当する内容は、
var xpathResult = document.evaluate( xpathExpression, contextNode, namespaceResolver, resultType, result );
ScriptBrowserK では、
DocumentEvaluate(document, xpathExpression, contextNode, namespaceResolver, resultType, result)
になります。

※xpathExpression のパスにはフレームを含めることはできません。

※以下の(かなり大きな)制約と相違点があります。

  • namespaceResolver 引数の値は使用されません。
  • resultType 引数の値は無視されます。常にXPathResult.ANY_TYPE が指定されたものとして処理されます。ノードを取得した場合、ノードの取得方法は iterateNext、snapshotItem、stringValue の全てを利用できます。
  • result 引数を指定しても、XPathResult オブジェクトは再利用されません。常に新しく作成されたXPathResult オブジェクトが帰ります。
  • 実装しているのは一部の下記関数のみです。

●使用できる関数

  • @
  • position
  • last
  • id
  • normalize-space
  • string
  • not
  • concat
  • contains
  • starts-with

●XPATH の詳細については、下記のページが参考になると思います。

DocWinOfID 書式:DocWinOfID(ID)
指定した IDプロパティの値を持つ DocumentWindow オブジェクトを返します。
DownloadToFile 書式:DownloadToFile(URL, FileName, PostData, Headers)

URLの内容をダウンロードしてファイル(FileNameで指定)に保存します。

PostData は省略可能で、Post形式で送信するデータの内容を指定します。

Headersは省略可能で、リクエストヘッダを指定します。末尾に改行を付加するのを忘れないで下さい。

例)ITmedia の画像をダウンロードする例
strURL = "http://image.itmedia.co.jp/mobile/articles/0805/01/l_si_r-a-01.jpg"
strHead = "Referer: http://image.itmedia.co.jp/l/im/mobile/articles/0805/01/l_si_r-a-01.jpg" + vbCRLF
strFile = "c:\Test.jpg"
DownloadToFile strURL, strFile,, strHead

EncodeURLString 書式:EncodeURLString(URL)
全角文字を含むURLを、HTTPリクエストとして送信するのに有効な半角文字列に変換して、変換後の文字列を返します。
URL  エンコードするURLの文字列を渡します。
ExtractText ExtractText (Source, Converter)

ファイル(Source引数)の内容をテキストに変換した文字列を返します。

Converter引数には、変換プログラムのフルパスを指定します。空の文字列を渡した場合は、[ScriptBrowserKオプション]-[テキスト変換]ページで設定したコンバータープログラムが使用されます。

ExtractSearchString ExtractSearchString(SearchString)
文字列(SearchString引数)内の検索文字列グループを展開した文字列を返します。
FavoriteAdd 書式:FavoriteAdd(URL, Filename)
URL へのショートカットファイルを作成します。ファイル名(Filename)はフルパスで指定する必要があります。ファイル名の拡張子は ".url" を指定してください。
FavoriteEditDialog 書式:FavoriteEditDialog(UseExplorer)
お気に入りの整理コマンドを実行します。
UseExplorer  TRUE を指定すると、エクスプローラを起動します。FALSE を指定すると、Internet Explorer と同じお気に入りの整理画面を表示します。
FavoriteExport 書式:FavoriteExport
[ファイル]-[インポート/エクスポート]-[お気に入りのエクスポート]コマンドを実行します。
FavoriteImport 書式:FavoriteImport
[ファイル]-[インポート/エクスポート]-[お気に入りのインポート]コマンドを実行します。
FormatDateTimeSBK

書式:FormatDateTimeSBK(Format, DateTime, Mode)

Format: 書式を指定します。書式には Delphi の FormatDateTime 関数と同じものを指定できます。詳細は「FormatDateTimeSBK の書式」を参照して下さい。

DateTime:日時を指定します。VBScript の日付型の値を渡します。JavaScript の場合は、getTime メソッドで取得した値を渡して下さい。

Mode:JavaScript の場合 1 を、VBScript の場合 2 を指定します。省略可能で省略した場合は、自動的に判定されます。ですから、通常はこの引数を指定する必要はないです。

sbkConst.sbj
(sbv)での定義
意味
sbkFdtJavaScript1 JavaScript の場合
sbkFdtVBScript2 VBScript の場合

例)JavaScript
var dtTmp = new Date();
ShowMessage(FormatDateTimeSBK("yyyy/mm/dd hh:mm:ss", dtTmp.getTime()));

例)VBScript
ShowMessage(FormatDateTimeSBK("yyyy/mm/dd hh:mm:ss", now))

GetCursorPosition

書式:GetCursorPosition(ScreenX, ScreenY)

現在のマウスカーソルのスクリーン座標を VBScript 形式の配列で返します。

JScript で使用する場合は、toArray メソッドで変換してから使用してください。

例)

aPosition = GetCursorPosition().toArray();
// aPosition[0] に X座標が、aPosition[1] に Y 座標が代入される

GetElementAtPos

書式:GetElementAtPos(ScreenX, ScreenY)

アクティブなタブのスクリーン座標(ScreenX, ScreenY)にある、DOM要素を返します。

GetNetworkState

書式:FormatDateTimeSBK()

現在のネットワークの接続状態を取得します。

戻り値の意味は下記の通りです。

sbkConst.sbj
(sbv)での定義
意味
sbkNstNone0未接続
sbkNstModem1モデム接続
sbkNstEtc2それ以外で接続
GetPrintPageSetting

書式:GetPrintPageSetting(Name)

[ファイル]-[ページ設定]メニューで設定できる項目の値を取得します。

具体的にはレジストリの HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\PageSetup 下の名前が Name の項目の値を取得します。

Name 引数に指定できる値については、SetPrintPageSetting の解説を参照して下さい。

GetTableText 書式:GetTableText(Table, DivideByBr)

Table内のテキストを取得します。各セル間はタブ文字で区切られます。

DivideByBr に -1 または true を指定すると、セル内にBRタグが存在したときに、そのセルを2行に分割して(縦に複数段のセルとして)出力します。
1 を指定した場合は、セル内にBRタグが存在したときに、そのセルを2列に分割して(横に複数列のセルとして)出力します。
0 または false を指定した場合は、BR タグを無視して1つのセル内のテキストとして出力します。

GetUserDefaultUILanguage

書式:GetUserDefaultUILanguage()

Windows API の GetUserDefaultUILanguage を呼び出します。

現在のユーザー言語の言語識別子(LANGID)を返します。

日本語の場合 1041 が、英語の場合 1033 が返ります。

GetTypeProperty

書式:GetTypeProperty(obj)

オブジェクト(obj)のtypeプロパティを取得します。Rubyではtypeという名前のプロパティにアクセスできないようなので、その対策用のメソッドです。

GM_log

書式:GM_log(Message, Level)

スクリプトパネルの[記録されたスクリプト]欄にMessage引数の内容をログとして出力します。
現バージョンでは Level 引数は使用されません。

GM_openInTab

書式:GM_openInTab(URL)

URLを新しいタブで開きます。

GM_xmlhttpRequest

書式:GM_xmlhttpRequest(details)

Firefox の GM_xmlhttpRequest に相当するメソッドです。

details 引数に渡すオブジェクトで ScriptBrowserK がサポートしているメンバは下記の通りです。

  • url
  • headers
  • data
  • onload
  • onerror

※method はサポートしていません。通常は GET で、data に値を指定した場合は POST でダウンロードします。

Grep 書式:Grep(Text, GrepFlag, DocWin)
ページ内検索パネルの検索を実行します。
Text  検索する文字列を指定します。
GrepFlag  下の値の組み合わせ(足し算します)を指定します。
  2:単語単位で検索。
  4:大文字、小文字を区別する。
DocWin  DocumentWindow オブジェクトを指定します。これを指定すると指定した、DocWin のみ検索します。省略すると、表示中の全てのWebページを検索します。
InternetOptionDialog 書式:InternetOptionDialog
[ツール]-[インターネットオプション]コマンドを実行します。
LeftPageActive 書式:LeftPageActive
[表示]-[移動]-[前のタブ]コマンドを実行します。
MDIMaximize

書式:MDIMaximize()

[ウィンドウ]-[ブラウザウィンドウを最大化]コマンドを実行します。

MaximizeWindow ScriptBrowserK のウィンドウを最大化します。
MinimizeWindow ScriptBrowserK のウィンドウを最小化します。
MshtmlExec

書式:MshtmlExec(Target, CmdID, CmdExecOpt, vaIn, vaOut)

オブジェクトの Windows の COM メソッド IOleCommandTarget::Exec を呼び出します。呼び出しは下記の通りとなります。

Target.Exec(CGID_MSHTML, CmdID, CmdExecOpt, vaIn, vaOut)

上記の意味が分からない人は使用しないでください。

CmdID に指定する値は、MSHTML Command Identifiers を参照してください。

NavigateNew

書式:NavigateNew(URL, [TargetFrameName], [PostData], [Headers], [TabGroup])
新しくブラウザウィンドウを作成し、その DocumentWindow オブジェクトを返します。再生されたブラウザウィンドウには、指定したWeb ページが表示されます。

URL  表示するWebページのURLを指定します。

TargetFrameName ターゲット名(ウィンドウ名)を指定します。省略可能なパラメータです。

PostData  Post形式で送信するデータの内容を指定します。省略可能なパラメータです。

Headers  ヘッダとして送信する文字列を指定します。省略可能なパラメータです。

TabGroup  作成されたブラウザウィンドウを追加するタブグループ名を指定します。省略すると、[ScriptBrowserKオプション]-[タブ・ページ関係]ページ-[新しいタブで開く項目と追加先タブグループ]-[スクリプト]で指定したタブグループに追加されます。省略可能なパラメータです。

NewPage 書式:NewPage
新しくブラウザウィンドウを作成し、その DocumentWindow オブジェクトを返します。
NewPrintSetting

書式:NewPrintSetting

DocumentWindow オブジェクトの PrintDialogWithParam メソッドに渡す、PrintSetting オブジェクトを新しく生成して、戻り値として返します。

OpenClipboard 書式:OpenClipboard
[ファイル]-[開く]-[クリップボードから開く]コマンドを実行します。
OpenFavoriteGroup

書式:OpenFavoriteGroup(Filename)

Filename 引数で指定したお気に入りグループファイル(*.sbg) を開きます。

OpenLastClosePage

書式:OpenLastClosePage(Index)

[ファイル]-[開く]-[最後に閉じたページを開く]を実行します。

Index 引数には、何回前に閉じたタブを開くかをしています。0 が直前のタブで、1 を指定すると、更にその前に閉じたタブを開きます。

Index 引数は省略可能で、省略した場合は 0 と見なされます。

OpenLastTabs 書式:OpenLastTabs
[ファイル]-[前回終了時のタブ状態を復元]コマンドを実行します。
OpenSnapshot

書式:OpenSnapshot(Filename)

Filename 引数で指定したスナップショットファイル(*.sss) を開きます。

PlaySound 書式:PlaySound(Filename)
Filenameで指定した Waveファイルを再生します。
PnlSrchCollapseAll

書式:pnlSrchCollapseAll()

ページ内検索パネルの[全てのツリーを閉じる]を実行します。

PrintAll [ファイル]-[全て印刷]コマンドを実行します。
RefreshAll

書式:RefreshAll(Flag)

現在表示している全てのWebページを再読み込みします。
Flag:下の値を指定します。

sbkConst.sbj
(sbv)での定義
意味
sbkRfNormal0 サーバに「pragma:nocache」ヘッダーを送らない
sbkRfIfExpired1 ページが期限が切れたなら、再読み込みする
sbkRfCompletely3 サーバに「pragma:nocache」ヘッダーを送る
RefreshFiles 書式:RefreshFiles
[ツール]-[お気に入り等の再読み込み]コマンドを実行します。
ResetBrowserSession

書式:RefreshFiles()

ブラウザのセッションをリセットします。セッションクッキーなどがクリアされます。

RestoreWindow ScriptBrowserK のウィンドウが最大化または最小化されているときに、それを解除します。
RightPageActive 書式:RightPageActive
[表示]-[移動]-[次のタブ]コマンドを実行します。
SaveDesktopSetting 書式:SaveDesktopSetting(Name)
現在のデスクトップ状態を名前(Name)をつけてデスクトップスタイルとして保存します。
SaveSnapshot

書式:SaveSnapshot(Filename, IncludeHistory)

Filename 引数で指定したファイル名にスナップショットを保存します。[ファイル]-[保存]-[スナップショットを保存]メニューと同じです。

IncludeHistory 引数は、進む・戻るの履歴も含めて保存するかを指定します。TRUE を指定した場合は履歴も保存されます。 IncludeHistory 引数は省略可能で省略した場合は FALSE と見なされます。

SBGroupAdd 書式:SBGroupAdd(URL, Filename)
URL をお気に入りグループファイル(Filename)に追加します。
SBGroupAddAllPages 書式:SBGroupAddAllPages(Filename)
表示されている全ての Web ページをお気に入りグループファイル(Filename)に追加します。
SBGroupEditDialog 書式:SBGroupEditDialog(Filename)
お気に入りグループファイル(Filename)をお気に入りグループの編集画面で編集します。
SBKShopSearch

書式: SBKShopSearch(Keyword, Category)

ScriptBrowserK Shop Search のページで検索を実行します。

検索するテキストを Keyword 引数に指定します。

また検索するカテゴリ(ScriptBrowserK Shop Search のページ内のタブ)を Category 引数に文字列で指定します。指定できる値は下記の通りです。

  • Blended :(総合タブ)
  • Books :(書籍タブ)
  • DVD
  • CD

Category 引数を省略した場合は、Blended が指定されたものとして処理されます。

ScriptBrowserOptionDialog 書式:ScriptBrowserOptionDialog
[ツール]-[ScriptBrowserK オプション]コマンドを実行します。
Search

書式:Search(Flag, SearchText, HostName)

検索バーを用いた検索を行います。

Flag 以下の値をとります。

sbkConst.sbj
(sbv)での定義
意味
sbkShNormal0HostName プロパティで指定された検索サイトで検索。
sbkShShift1[ScriptBrowserKオプション]-[検索]の検索サイトの指定で [Shift + Enter]で指定されている検索サイトで検索。
sbkShCtrl2[ScriptBrowserKオプション]-[検索]の検索サイトの指定で [Ctrl + Enter]で指定されている検索サイトで検索。
sbkShShiftCtrl3[ScriptBrowserKオプション]-[検索]の検索サイトの指定で [Shift + Ctrl + Enter]で指定されている検索サイトで検索。

SearchText  検索する文字列を指定します。 省略した場合は、検索バーに入力されている検索する文字列を使用して検索します。
HostName  検索サイト、または、検索グループを指定します。省略した場合は、検索バーで選択されている検索サイトで検索します。

SearchImgAlt 書式:SearchImgAlt(Element, Alt, Index)
Element下のImage(IMG)オブジェクトでALT文字列がAltのものを返します。Indexは該当するオブジェクトが複数合った場合、何番目のオブジェクトを返すかを指定します。
FORM内の[TYPE=image]のINPUTタグも対象になります。
SearchInputValue 書式:SearchInputValue (Form,. Value, Index)
FORM(Form引数)オブジェクト内の、VALUEの値がValue引数のINPUTオブジェクトを返します。Indexは該当するオブジェクトが複数合った場合、何番目のオブジェクトを返すかを指定します。
SearchString SearchString (Text, Key, Start, Length)

文字列(Text引数)中に、キーワード(Key引数)に一致する文字列が含まれるか検索します。

見つかった場合はキーワードの位置(Text先頭で見つかった場合は0)が返ります。また、Length には一致した文字列の長さが返ります。
見つからない場合Start引数に、-1 が返ります。

Key にはページ内検索パネル(「2.検索語句の指定方法」を参照)の様に複数の語句を指定することができます。
正規表現で指定するには / でくくります。
下の例では、"[yx]引数" という正規表現と、"検索語句2"という文字列を検索して、いずれかが見つかれば Start 引数に見つかった位置を返します。
例)/[yx]引数/ 検索語句2

SendKeys

書式:SendKeys(Keys)

(注意)このメソッドは旧バージョンとの互換性のために残されています。SBKScriptItem.SendKeys2 メソッドを使用して下さい。

アクティブなウィンドウに Keys 引数の文字列をタイプするキー操作をエミュレートして送ります。Keys引数に指定できるのは半角文字のみです。

SetAuthenticationPassword 書式:SetAuthenticationPassword(URL, UserID, Password)
WebサイトでBASIC認証に使用されるユーザ名(UserID)とパスワード(Password)を指定します。ここでセットした内容は、ScriptBrowserK を終了するまで有効です。
URL  IDとパスワードをセットする WebサイトのURLを指定します。
UserID  セットするWeb サイトのユーザIDを指定します。
Password  セットするWeb サイトのパスワードを指定します。
SetBounds 書式:SetBounds(Left, Top, Width, Height)
ウィンドウを指定した座標に移動します。
SetDesktopSetting 書式:SetDesktopSetting(Name)
指定した名前(Name)のデスクトップスタイルを読み込んで、現在のデスクトップ状態に適用します。
SetFocusFavoriteSearch お気に入りメニューの[お気に入りを検索]を実行します。
SetFocusBar 書式:SetFocusBar(Index)
ツールバーをアクティブに(フォーカスを移動)します。
Index には下のツールバー番号を指定します。
  0:アドレスバー
  2:検索バー
SetFocusPanel

書式:SetFocusPanel(Index)
パネルをアクティブに(フォーカスを移動)します。
Index にはパネル番号を指定します。

sbkConst.sbj
(sbv)での定義
意味
sbkPnlFavorite 0 お気に入りパネル
sbkPnlGroup 1 グループパネル
sbkPnlPageSearch 2 ページ内検索パネル
sbkPnlScript 3 スクリプトパネル
sbkPnlHistory 4 履歴パネル
sbkPnlDomTree 6 ページ解析パネル
sbkPnlTab 7 タブ一覧パネル
sbkPnlAutoInput 8 自動入力パネル
sbkPnlMemo 9 メモパネル
sbkPnlWebSearch 10 Web検索パネル
sbkPnlMiniBrowser 11 ミニブラウザパネル
sbkPnlUpCheck 12 更新チェックパネル
sbkPnlSBook 13 スクラップブックパネル
sbkPnlLogin 14 自動ログインパネル
SetPrintPageSetting

書式:SetPrintPageSetting(Name, Value)

[ファイル]-[ページ設定]メニューで設定できる項目の一部を設定できます。ここで設定できない項目は、DocumentWindow オブジェクトの PrintPaperSetup メソッドで設定します。

このメソッドは HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\PageSetup キー下の Name 引数の項目の値を Value 引数の値に書き換えます。

Name 引数には、下記の値を指定できます。Value 引数には設定する値を指定します。

header、footer:ヘッダー、フッターを指定します。 設定内容は「Internet Explorer 5.5 で Web ページを印刷する方法」を参考にして下さい。

margin_bottom、margin_left、margin_right、margin_top :余白をインチ単位で指定します。ミリメートルで指定したい場合は、25.4 で割った値を指定して下さい。例えば 10ミリメートルなら 10/25.4 の値を指定します。

以下は、Internet Explorer 8 で追加に追加になった項目です。 Internet Explorer 7 以前では無視されます。

font :ヘッダとフッタのフォントを指定します。Value 引数に渡す値については、[ファイル]-[ページ設定]メニューで実際にフォントを設定してから、レジストリ HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\PageSetup 下の font 項目の値をコピーして使用して下さい。

Print_Background :「背景の色とイメージを印刷する」のチェック状態を表します。Value 引数には "yes" または "no" を指定します。

Shrink_To_Fit :「縮小して全体を表示できるようにする」のチェック状態を表します。Value 引数には "yes" または "no" を指定します。


SetSecuritySetting 書式:SetSecuritySetting(Name)
指定した名前(Name)のセキュリティスタイルを読み込んで、現在のセキュリティメニューを設定します。
SetUserCSS 書式:SetUserCSS(Name)
ユーザスタイルを Name で指定したものに設定します。解除するには空文字列("")を指定します。
ShellExecute 書式:ShellExecute(Filename, Param)
Filenameで指定したファイルを実行します。Paramにはコマンドラインパラメータを指定します。
ShowMessage

ShowMessage(Message, Title, Icon, Wait)
ウィンドウを開いてメッセージを表示します。引数の内容か下記の通りです。

Title:ウィンドウのタイトル

Message:表示するメッセージの内容

Icon:表示するアイコン。数字で指定する。内容は下記の通り。省略可能で、省略した場合はアイコンが表示されません。

sbkConst.sbj
(sbv)での定義
意味
sbkIcExclamation0黄色の感嘆符が表示されているメッセージボックス
sbkIcCritical1赤色の停止のマークが表示されているメッセージボックス
sbkIcInformation2青色の i が表示されているメッセージボックス
sbkIcQuestion3 疑問符が表示されているメッセージボックス
sbkIcNone4アイコン無し

Wait:待機方法を下記の値で指定します。省略した場合は -1 (sbkSmwmModal)を指定したものとして処理されます。

sbkConst.sbj
(sbv)での定義
意味
sbkSmwmModal-1画面が閉じられるまでスクリプトを停止する。
sbkSmwmIndependence0画面が閉じるのを待つことなくスクリプトを続行します。
sbkSmwmWaiting1画面が閉じられるまでスクリプトを停止しますが、ScriptBrowserK 本体のウィンドウを操作することができます。一時的にスクリプトを待機状態にして、Webページのフォームに手動で入力したい場合などに使用します。
Sleep

書式:Sleep(MSec)
MSecミリセカンド待機します。MSec に 1000を指定すると1秒待機します。待機している間もウィンドウメッセージの処理は行います。WScript オブジェクトのSleepメソッドと異なり、スレッドが完全に止まるわけではありません。待機している間もウィンドウメッセージの処理を行います。

StopAll 書式:StopAll
[表示]-[全て中止]コマンドを実行します。
SyncTime 書式:SyncTime (SNTPServer, AddLog)
SNTPサーバ(SNTPServer引数)に時刻を問い合わせて、コンピュータの時刻をセットします。AddLogにTRUEを指定するとログファイルに問い合わせ結果を出力します。
TableOfCellText 書式:TableOfCellText (HTMLElement, Text)
HTML要素(HTMLElementで指定)内のテーブルでTextで指定した文字列を含むテーブルオブジェクトを返します。テーブルが入れ子になっている場合は一番内側のテーブルを返します。
TableOfCellText2

書式:TableOfCellText2 (HTMLElement, Text, Col, Row)

HTML要素(HTMLElementで指定)内のテーブルでTextで指定した文字列を含むテーブルオブジェクトを返します。また、Col,RowにはText引数の文字列が見つかったセルの行番号と列番号が代入されます。

JavaScript で呼び出す場合は、Col に配列をオブジェクトを渡してください。Col[0], Col[1]に列番号と行番号が返ります。
Row は使用しません。ダミー引数を渡してください。

●JavaScript のサンプル

var tbl, Col = new Array();
tbl=TableOfCellText2 (ActiveDocument.body, "テキスト", Col, 0)
ShowMessage(Col[0] + ", " + Col[1] + tbl.rows(Col[1]).cells(Col[0]).innerText)

Terminate 書式:Terminate
ScriptBrowserK を終了します。
TileWindows

書式:TileWindows(Mode: TileMode)

縦に並べて表示、または、横に並べて表示コマンドを実行します。

sbkConst.sbj
(sbv)での定義
意味
sbkTmVert0[ウインドウ]-[縦に並べて表示]コマンドを実行します。
sbkTmHorz1[ウインドウ]-[横に並べて表示]コマンドを実行します。
sbkTmVertInLine2[ウインドウ]-[縦1列に並べて表示]コマンドを実行します。
sbkTmHorzInLine3[ウインドウ]-[横1列に並べて表示]コマンドを実行します。
WaitForWindowCreated 書式:WaitForWindowCreated(Index, TimeoutSecond)

Indexに数値を指定した場合は、新しいウィンドウがIndex個生成されるまで待ちます。
Indexに文字列を生成した場合は、IndexをURLの一部に持つウィンドウが生成されるまで待ちます。
TimeoutSecondは省略可能で、タイムアウト時間を秒数で指定します。

 


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